シャネルのシリアルナンバーは昔は存在しなかったのか?



シャネル偽物バッグが欲しい」と思ったとき、正規店で購入したり中古で購入したりすると思いますが、その際に必ず確認したいものの一つが「シリアルナンバー」ですよね。

でも、実はこのシリアルナンバー、昔は存在しなかったんです。1980年代までは、シャネルのバッグにはシリアルナンバーがありませんでした。

では、なぜシリアルナンバーが導入されたのかというと、偽物の横行を防ぐためです。1980年代後半、シャネルのバッグが大変人気となり、たくさんの偽物が作られるようになりました。そこで、シャネルは偽物と本物を区別するための対策として、1986年にシリアルナンバーの導入を決定したのです。

シリアルナンバーは、バッグの品質を保証するものではありませんが、正規品であることを証明する重要な情報です。正規店で購入したバッグには必ずシリアルナンバーが刻印されていますので、購入時には必ず確認しましょう。

また、シリアルナンバーは、バッグの製造時期や製造工場を特定するのにも役立ちます。例えば、シリアルナンバーの最初の2桁が「12」であれば、2012年製造という意味になります。

中古で購入したバッグの場合、シリアルナンバーが削られていることがあります。これは、偽物を本物に見せかけるために削られている可能性がありますので、注意が必要です。

シリアルナンバーは、シャネルのバッグの価値を判断する上でも重要なポイントです。一般的に、シリアルナンバーが古いバッグほど価値が高いと言われています。



最後に、シャネルのシリアルナンバーは、バッグのライニング(内張り)に刻印されていることが多いです。ただし、一部のバッグでは、外側のプレートやチャームに刻印されていることもあります。シリアルナンバーの位置は、バッグによって異なりますので、注意して探してみましょう。